森林から都市へ

WOOD FRIENDS

こだわりの加工・生産技術

挟みトラス

森の工場で製造した住宅用の集成材(梁巾105、梁成450以下、長さ5m以下)を利用して、スパン15mの木造ホールを建設しました。

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集成材ライン

ウッドフレンズのつくる住宅を支える、精度の高い集成材を生産しています。

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原材料の板材(ラミナ)の受け入れ|国産材の丸太から切り出した、板材(ラミナ)を製材メーカーから受け入れます。 棧積み|板材(ラミナ)の天然乾燥時に、均一な乾燥及び乾燥効率向上の為、25ミリ角の棒を入れ板材(ラミナ)の間の空気の流れを良くします。 天然乾燥|棧積みをした山を一定期間、屋外で自然乾燥を行い、板材(ラミナ)毎の含水率のバラツキを小さくし、人工乾燥時の品質の安定と乾燥時間の短縮をはかります。 人工乾燥|約80℃の乾燥室に数日間入れ、板材(ラミナ)に含まれる水分の量(含水率)を、木材の強度が高く、安定性の高い12%前後にします。 等級分け|グレーディングマシンで強度を、またマイクロ波含水率計で水分量を、すべての板材(ラミナ)1本ずつ測定します。強度不足や水分量の多い板材(ラミナ)を外して、強度別に色をつけて等級分けを行います。 欠点除去|板材(ラミナ)上の大きい節や腐れ等の欠点を切断し取り除きます。木材の強度の安定した箇所だけを取り除きます。 フィンガージョイント|欠点除去後の短く切断された板材(ラミナ)を櫛形の刃物で両端を加工し、接着剤を塗布後圧力をかけ、必要な長さに繋ぎます。その結果、欠点の少ない強い板材(ラミナ)が確保できます。 モルダー|外周を正確にそろえた刃物を高速回転させたモルダーを使い、グレード分けされた板材(ラミナ)の厚さと幅を正確に削り、全ての寸法を合せます。 組み合わせ|集成材の強度確保や反り曲がり防止のため、強度の異なる板材(ラミナ)を組み合わせたり木裏木表の組み合わせを行います。 接着剤の塗布|板材(ラミナ)全体に必要量の接着剤を均等に塗布します。塗布もれ、ムラが発生した場合は自動でラインが停止し不良品の発生を防止します。 積層プレス|接着剤を塗布した板材(ラミナ)を積み重ね、上方から圧力をかけ必要な断面寸法にします。1回のプレス時間は30分前後です。 仕上げ・検査|最終工程として、表面精度や断面と
長さ寸法の確保及び外観を整える為、高性能なモルダーで四面仕上げを行います。同時に品質検査と表示を行います。 品質の抜き取り検査|製品の安定した品質を確保するため、曲げ試験、煮沸剥離試験、浸せき剥離試験、ブロックせん断試験、含水率試験を定期的に行います。

プレカットライン

柱や梁の継手、仕口をあらかじめ工場でおこなう、プレカットラインを形成しています。

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プレカット|設計に沿って必要な長さにカットし、接合部を加工します。住宅の組み立て精度を向上させ、安定した品質を確保します。