森林から都市へ

WOOD FRIENDS

森の工場ストーリー

こうして工場はうまれました。

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それは、愛知県森林公園ゴルフ場から…

平成16年、ウッドフレンズは愛知県森林公園ゴルフ場を運営することになりました。
県庁の担当者から、県産材の利用促進のお話があり、「ぜひ。」とお応えしたとき、
森の工場(岐阜工場)の構想がぼんやりと浮かんできました。

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それは、愛知県森林公園ゴルフ場から…

愛知県森林公園ゴルフ場は戦争が終わって10年目(昭和30年)に開業。
当時(今もですが)としては珍しく、自治体所有のゴルフ場で、
開業時、周辺の山々は無残なハゲ山でした。
木材は戦中戦後は薪炭用として人々の生活に使われていました。

開業当時(昭和30年頃)

昭和30年代の森林保護

森林資源の枯渇を心配した国は、ゴルフ場を開業した昭和30年、
国を挙げて木材を使わない政策をとりました。
日本の国土の7割弱を覆う森林は、
愛知県森林公園ゴルフ場の成長とともに育ってきました。

現在

環境保護と森林資材の利用

50余年の歴史を経て、日本には豊富な森林資材が蓄積されました。
平成21年9月の国連気候変動サミットでは日本の政策方針として「チャレンジ25」が示され、
25%の温室効果ガスの削減目標が立てられました。木材は炭素を長期的に貯蔵する材料です。
今度は国を挙げて木材を有効に使うことが日本の課題となりました。

ウッドフレンズの取り組み

ウッドフレンズは平成19年、愛知県森林公園ゴルフ場の運営の開始とともに、「国産材集成材事業」の検討を開始しました。
平成21年6月には、愛知県産材を用いた集成材のOEM生産を開始、同時に、名古屋大学との共同研究による県産材を用いた異樹種集成材の開発も行いました。
4年間の紆余曲折を経て、平成23年10月、森の工場(岐阜工場)竣工となりました。

愛知県の森のおはなし

在来木造の構造材を30㎥/棟で考えると50万棟分の木材が愛知県の山にあります。
木のサイクルを40年、現在9万㎥の産出量ということを考えると4倍以上の木材を使う必要があります。
それは年間12,000戸分に相当します。

森の数字2010年 1500万㎥(愛知県)│23億㎥(全国)0.65%