継続的に誇りとやりがいを持って、未来を創造

株主の皆さまにおかれましては、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
当社第35期連結累計期間(平成28年6月1日から平成29年5月31日まで)の事業概要をご報告するにあたり、ご挨拶申し上げます。

当社の主力事業である分譲住宅事業の名古屋圏における状況は、パワービルダーによるシェア拡大や新規参入もあり、市場での淘汰がより進み、生存をかけた競争が一層激しくなるものと予想します。
このような状況下、当社では木造住宅生産の工業化を目指し、建築資材の内製化や設計施工の一元化等の先行投資を進めてまいりました。当期はこれらの施策が価格競争力や商品性において優位に働き、結果となって現れ始め、当初公表した業績予測を上回る結果を出すことができました。今後も住宅事業では競争力アップの対策を全方位で進め、利益改善を進めてまいります。

一方で、2020年頃から住宅着工は緩やかに減少していくことが統計的に予測されています。この予測の下、住宅事業では一定以上の市場シェアを獲得し、量的生産によるメリットが発揮できるポジションを確保することを目指し、来期以降も商品供給体制の増強を図ってまいります。さらに、木造技術を核とした新しい事業分野の開拓を計画し、大規模木造の商業施設や生産施設への展開を予定しています。また、環境対応やIT活用、生産性向上による適正労働という課題にも積極的に取り組み、企業間競争を勝ち抜いていく所存です。

これから10年後、20年後も地域社会での生活文化の発展に貢献し、社会的価値を提供できる会社にしていくことを目指し、社員一人ひとりが継続的に誇りとやりがいを持って、未来を創造できる会社にしていきたいと考えております。

株主の皆さまにおかれましては、これまでと変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年8月
代表取締役 前田和彦