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アセットマネジメント 都市木造 木質資源カスケード 2024.02.29 建築工事が順調に進む住宅型有料老人ホーム 中規模木造建築への取組み

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福祉系施設プランニング事業にて建築工事を進めている住宅型有料老人ホーム。
2月初旬に建方(たてかた)工事が約1週間にわたり行われました。
※建方工事とは、土台の据え付け、柱や梁の組み立て、棟上げなど、建物の構造ができるまでの工事のことを言います。

現在建築中の住宅型有料老人ホームは木造2階建て、延床面積は801平方メートルと、当社住宅の平均面積の約8倍の規模となりますが、大断面集成材や特殊な金物は使用せず、住宅用の一般流通材を使用することで経済合理性の高い建築としています。
構造材や壁パネルは、グループ会社である株式会社フォレストノートで集成材を生産、プレカット加工、製造を行いました。

当社は、住宅事業において推進してきた木造建築の工業化と木質建築部材の加工技術を活かし、中規模木造建築分野にも取り組んでいます。
木造都市建築をはじめとする社会における木材の多様な利用を増やすことで、森林資源の有効活用と森林循環を促進し、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。